世界戦代表選考について

名人戦の開会式で、世界戦日本代表に関して説明がありましたね。

とりあえず名人戦、全日本、王座戦の優勝者がそのまま代表に。
ただし1人が2つの大会で優勝した場合には、王座戦の2位を
繰り上げる。1人が3つの大会で優勝した場合には、王座戦の
2位と3位を繰り上げる。
優勝した人が辞退した場合も、全て王座戦から繰り上げる。

これを聞いた瞬間、ずいぶん雑な決め方だなぁと思ったのですが、
王座戦を去年のような方法でやるのなら、割と良い決め方なのかな
とも思いました。
トーナメントっぽいやり方になる名人戦・全日本よりも、王座戦の
やり方の方が上位の成績が比較的正確なものになるであろうという点、
そしてなにより、もうすぐ世界戦という時期の大会で好成績を残して
いるという点です。

去年世界を制したのは、男女共に王座戦を制した為則九段と辻五段
ですしね。王座戦にちょっと重きを置くって考え方は良い気がして
きました。

となると気になるのは、王座戦の大会方式。
十分な試合数で、少なくとも上位2名は勝数の差で選ばれるような
やり方にして欲しいですね。

「世界戦代表選考について」への3件のフィードバック

  1. Unknown
    王座戦の2位3位を繰り上げるということは、名人戦、全日本、王座戦の価値は同等ではなくて王座戦の価値が高い、とオセロ連盟のエラい人は考えているということですかね…。「ずいぶん雑な決め方だなぁ」と思います。

    王座戦をどうやったかは知りませんが、優れた方法ならば全部その方法にすれば良いと思います。トーナメントっぽいからと言ってその大会の価値が劣るとは思わないのですが…。

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  2. トーナメントっぽいと、
    2位の価値は劣ると思います。

    例えば新オセロ方式だと、実力2位の選手は、実力1位の選手と何回戦で当たるかによって2~7位の順位が決まります。

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  3. Unknown
    うーむ、なるほど。新オセロ方式だと、2位の価値が低い…というか、2位が本当に2位の実力であると言える要素が少ないですね。初戦で負けたサブマリンの人よりは、2位の人の方が厳しい相手と当たる確率が高いと思うけれど、3位や4位とそんなに差があるか?という気も。その点、王座戦は元々強い人ばかりだから、極端な話、誰が出ても良い…ということかなぁ。まぁ、どの道、世界に出るには優勝すれば良いのだ。

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