びんが来た時の話

こないだびんが家に来ました。
そんときオセロに関するいろんな話しました。
神はびんに心を与えなかったかわりに人よりかなり多めの脳みそを与えた
そうで、彼の話はためになるものが多いです。

さて、その時に出た話の一つに段位認定について、があります。
現行の方式では、一発良い成績を出すとそれ相応の段位がもらえちゃう
仕組みになっているわけですが、これを積分方式にしたらどうか、と。
つまり一発良い成績を出しただけではもらえなくて、ある条件を
何度かクリアすることで取得できるってわけです。

今で言うと、八段以上がそういう感じになってます。
六段以下が全日本または名人戦を優勝すると七段。
七段が全日本または名人戦を優勝すると八段。
八段が全日本または名人戦を優勝すると九段。

六段以下の段位についても、いろいろ条件を付けちゃうわけですよ。
例えばですが・・・

四段取得の条件
 全日本選手権トップ8を1回
 全日本選手権トップ16を2回
 三段の選手がブロック大会・地区名人戦を2回以上優勝

みたいな感じ。
(説明のために無理矢理書いただけなんで、甘いとかきついとかいう感想は無しね)

上の段位になればなるほど、一発で取れる条件がきつくなり、
合わせ技で取るには回数をたくさん重ねなきゃいけないようにする。

これならたぶん、「たまたま取ってしまった」とまわりや自分自身が
思ってしまうようなことが発生しづらくなるんじゃないでしょうか。

例えば品川シーサイドオープンで言えば、人数が50人近く集まったり
すると、やっぱり当たりが良いと通常と比べて4勝はしやすかったり
します。だけど、「4勝3回で初段」とか、複数回頑張らないといけない
条件がはいっていればどうでしょう。「たまたま4勝しちゃった」レベル
の人はその後そうそう簡単に4勝は出来ません。逆にその後2回も4勝できる
ような人は、最初の1回目はたまたまだったとしても、3回目の4勝を
達成したころには十分初段の実力が身についているでしょう。

・・・というような案なんですが、みなさんどう思います?

「びんが来た時の話」への8件のフィードバック

  1. Unknown

    これを読んだ周りの方があんたみたいな
    なんちゃって二段に語られたくないと言われるのは
    覚悟していますが、個人的には上記案に賛成です。

    (試合数の多い関東で無いと無理だと思いますが)
    現在の取得相当段位を二回とって初めて認定ぐらいで
    ちょうどいいと思います。
    (例えば品川だったら現在の初段相当資格の場合、
     認定を1級に引き下げ、それを一年で二度とったら
     その段位を認定ぐらいでちょうどいいかもしれません)

    返信
  2. いいですね
    私、こうなると個人的には非常にうれしいです。
    今は自分で勝手に初段2回取れたら初段もらおう、
    と基準を決めていました。(2回かよ!3回にしよ

    自分の基準ではなく、連盟の基準になると
    それはそれでもらったときのうれしさも違うでしょう。

    ちなみにこうなった場合、まだ初段1回の私は
    初段以上の大会には出られなくなるのか??
    ちょっと嫌だな。

    も一つ、たとえば天王洲チャレンジ部門で、
    優勝3回で初段、と今はなっています。
    これはこれで「積算」に近い。。。
    初段の権利3回で初段となると、優勝9回で初段となりちょいと辛い気が。
    各大会の認定基準もちょっと見直すことに
    なるかもしれませんね。

    でもとにかく私は賛成です。
    無名オセラーの意見ですけれど・・・・

    返信
  3. Unknown

    私は現行の方式の方がよいです。
    段級位は運の要素もあると思いますが、
    運を否定したくないのです。
    私は、自分の段位を言うときは「二段」と言っています。
    「弱い○○段」、「なんちゃって○○段」という言い方は好きではありません。

    返信
  4. Unknown

    住んでる地域によって参加できる大会数に差があるので、対象とする大会を全日本,名人や、ブロック大会,地区名人ぐらいに限ると良いと思います。
    そうすると、四段以上ぐらいに適用し、地方の大会での認定基準はそのままとするのが自然そうです。

    また、取得条件を10ポイント獲得制にして、
     全日本選手権トップ8で10ポイント
     全日本選手権トップ16で5ポイント
    などとして(同じ条件でも対象段位によってポイントは異なる)、三段の選手が5ポイント獲得していたら、(非公式にですが)3.5段と名乗ったら面白そう。

    返信
  5. Unknown

    心がないって言われた(p_q) 大きすぎて見えないんですね (^^;

    さて、僕がこんなことを思っている理由を2つ書いておきます。

    #たまたまn段をとってしまう、ということは、
    #実はあまり意識してはいないです:)

    1.
    もちろん(瞬間的に)圧倒的な強さを持った人をすごいとは思うのですが、
    (瞬間的には)圧倒的な強さを持つことはできなかったとしても、
    ある程度の実力を *長い間* 維持できている人もすごいことだと思うんですね。
    なので、そういう人を評価する指標があってもいいなと思いました。

    2.
    オセロをうつ上で目標があるのとないのとでは、楽しさ、やりがいが
    全然違うと思うんですね。段位制度はその目標として、とても有効な
    制度だと思っています。ただ、初段を目指しているような、のびざかりの
    若手は現行の制度でも楽しくできていると思うのですが、残念ながら
    成長の度合いはどんどん鈍くなります。そして、そのうち現在の実力を
    維持するのもきつくなってきます。さらなる若手が出てくると
    大会でも昔程勝てなくなってきます。
    そういう人たちは現行制度では昇段の目はほとんどないわけで、
    目標をたてるのが難しくなってしまうのではないかと思うのです。
    それでオセロを辞めてしまう人が多いのではないか、と。
    そこで実績による段位認定制度(積分方式)だと、積み重ねによって
    昇段できる可能性があり、そのような人たちもがんばれるのではないかと
    思うのですね。

    こうすれば、これからオセロを始める人もピークを過ぎてしまった人も
    目標にできるような段位制度にできるのではないかと思います。
    段位制度はオセロを楽しくうつための道具にすぎない(と僕は考えている)
    のですから、だからこそ、よりいい道具になればと思います:)

    p.s.
    剣道とか柔道で一番強いのって五、六段くらいですよね:)
    九段はおじいちゃんなイメージ (^^;

    p.p.s.
    認定が「甘い」とか「いいんじゃない?」とか言う前に、そもそも
    段位制度て何なのかがみんなの中で一致していないのでは?
    と思う今日このごろ。

    返信
  6. お久しぶりです
    お久しぶりですm(_ _”m)ペコリ
    去年お世話に成った初段7連敗の
    あの人です ナジョ

    中島さん名人位遅くながら
    おめでとう御座います。

    今年の世界戦では前回の二位以上の成績
    って事は優勝しかないすね 笑
    をして又日本を盛り上げてくださいね^^

    話は変わりますが段位制度には色んな
    意見が多いみたいです。

    たまたま 運が良かったり好調な人だった
    人が優勝したり女流の方は段位相当の
    実力が無い等2チャンでも相当
    騒がれてるのを見ました。

    個人的には現状維持又は多少厳しく
    取れば宜しいのでは無いでしょうか?

    私は中島名人が知ってる通り苦労して
    取ったのですが対戦運とかもあるのも事実だとおもいます他の大会にも参加していたので言える事ですが強い人ばかりと当たって4勝勝ち越した時と普通の相手と戦って4勝勝ち越した時では落差が多少なりとも出てくると言う意見の人や同じ4勝でも同じ価値に見ない人が多いので多少厳しく取った方がいいのかな?

    返信
  7. Unknown

    びん氏の心がないというのは、非常に論理的に話すところを、親しい故に冗談で悪く言ってみたんでしょうね(^^;

    段の認定を変えるのは賛成ですが、今さらの感じがしますね。今までさんざん「?」マークがつく(当事者はあまり気分を害さないで欲しいのですが、自分のことも含めて)認定がされてきたので、今までとの整合性がなくなるのが欠点でしょうか。

    でも、今まで例えば4勝1回で初段だったのを、4勝1回で1級、3回目で初段などとすれば、本人も周囲も納得して「まぐれ」と言われないという利点は大きいと思います。

    返信

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