ついこないだ、品川支部主催大会が100回に達しました。2004年5月1日、いろいろな不安を抱えつつ第1回品川シーサイドオープンを開いたのが始まりなわけですが、もう、4年近く経つんですねぇ。
選手としても、昨年・今年と2年連続で日本代表として世界戦に出られたり、ほんと、いろいろありました。そんなわけで、ちょっとこの4年を振り返ってみようかと思います。
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2001年の全日本以降、ほとんどオセロ大会に参加しなくなりました。2年くらいは出てなかったと思います。なのでその頃オセロを始めた人から見れば、昔頑張ってた「歴史上のプレイヤ」という存在だったんじゃないかと思います。「思います」じゃなくて、以前星四段にそう言われました。(汗
2003年の暮にとあるマンションに引越したのですが、そこにかなり大きめの集会室がありました。これを見て、妻と2人で「オセロの大会できるじゃんねぇ?」となったのが全ての始まりです。ただ、大会をやるには道具の確保をはじめとしていろいろとやらなきゃならないことがあるわけで、ちょっとずつではありますが、準備を進めました。
そんなこんなで2004年5月1日の大会開催にこぎつけたのでした。最初はちょっと、いろいろと想定外の問題も起こったりして、さくさくと運営できずに皆様にご迷惑をおかけしたかと思います。選手としても、ひさびさの大会参加だったということもあり、4勝2敗と冴えない成績。2年ちょっとさぼってた間に、全体のレベルがかなり上がったんだなぁ、とびびりました。
次の月の大会も優勝はできず、ほんの2年で自分の実力は相対的にかなり落ちてしまったんだなぁと、冷や汗な気持ちでした。が、7月の大会で1敗ながらもポイント差で優勝すると、その後11月まで5大会連続優勝。今思えば実力から考えると出来すぎな結果だったのですが、ともかくうれしかったですねぇ。
実はこのころはシーサイドオープンで優勝できるとうれしくてうれしくて、「御褒美」と称してちょっと高めの食事をしてたりしたのでした。
さて、2004年の全日本ですが・・・
シーサイドオープンのおかげで月に1回は真剣勝負を最低6試合やるようになったわけで、それなりにイけるんじゃないかなぁ、くらいに思ってました。
午前の予選リーグ、初戦と第2試合に連勝。そして第3試合、高橋五段を相手に序中盤で相当優勢になったのですが・・・ 終盤の緩い一手のせいで、局面は偶数バリバリ形に。既にどうすることもできなくなっており、力なく逆転負け。あと一歩のところで、午後の決勝トーナメント進出を逃したのでした。
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こんな感じで、2004年は自分がオセロ界に復帰した「スタートの年」になりますね。選手としては「リハビリ開始の年」と言ってもいいかな。全日本ではアレでしたが、シーサイドオープンではそこそこの結果を出せるようになってきたので、努力すればまだまだいけるな、と思った年でした。